The Blow – Brand New Abyss
2018-08-08 リリース
K Records、Kanine Records、ワシントン、ブルックリンのインディーシーンそれぞれ最重要レーベルに所属し活動していたThe Blow トゥイー・パンクを鳴らしていた彼女たちがモジュラーシンセによる新たなアプローチで辿り着いた現在進行形の夏に最適なひんやりインディーポップ。
https://youtu.be/qpSSaJa_DdY
Tracklist
01.Peaceful Easy Feeling
02.Dark Cold Magic
03.So There
04.Greatest Love of All
05.The Woman You Want Her to Be
06.Get Up
07.Think About Me
08.Summer
Description
Khaela Maricich(カエラ・マリチッチ)のソロ・プロジェク トとして世紀末にファーストアルバムをK Recordsよりリ リースし早20年弱。パンクに寄った2枚目、Melissa Dyne(メリッサ・ダイン)が加入した3枚目など、アルバム 毎に様々な表情で常にリスナーを飽きさせないThe Blow(ザ・ブロウ)の4年振りのニュー・アルバム。
ひやりと冷たいモジュラーシンセをバックにカエラの囁く ようなスポークンワードと歌声が響く様は、かき氷と風鈴 のように聴く者を涼ませてくれるであろう、耳元で囁かれ 鳥肌が立ってしまうような熱帯夜に最適な一枚。時にあえ てカラオケのようなチープな音像は、現代の若手モジュー ルシンセ・インディー・ポップ にも通じる。 歌っているフレーズは極めてあやふやで、レコーディング 前にに決め事をせず、その場でスポンテニアスに口ずさ んでいるような自由感がある
カエラは若かりし頃日本語を勉強しており、来日が夢であ る。2019年を目処に日本ツアーの話が進行しており、たく さんの日本の若手インディーアーティストと交流を深め、 新しい音楽を作ったりすることだろう。
類似するアーティストとして挙げられるのは、Azure Ray、 Au Revoir Simone、Architecture in Helsinki、Mates of State、Yachtなどで、特にYachtは2枚目においてメン バーであるJona Bechtoltとコラポレーションをしている 事からも親和性が窺える。
Biography
Khaela(カエラ) とMelissa(メリッサ)による女性デュオ。当初はカエラのソロ・プ ロジェクトとしてワシントンの重要レーベルK Recordsよりリリースをしていたが、 紆余曲折を経てメリッサが加入しブルックリンに拠点を移す。それと同時にレーベ ルもKanine Recordsに変更した。 2006年の作品ではピッチフォークの年間ベスト100に選ばれるなど、玄人好みの ソングライティングセンスを持つカエラに良いバランスでメリッサが絡み、独自の 世界観を作り上げている。
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