Patient Hands – Stoic (Japanese Special Edition)
2020-02-05 リリース
カナダ・モントリオールのアンビエント・ミュージシャン、ソングライターであるAlex StooshinoffによるPatient Hands。カナダのSaskatchewan Music Awards 2019で、Experimental or Contemporary Artist of the Yearを受賞した名盤が日本特別盤としてリリース!!
Tracklist
01. At Parting
02. I Shaved My Father’s Face
03. Anaesthetic
04. Envelopment
05. Say Stay
06. The Poisoner
07. The Pale
08. Something Vanishing
09. Calm
10. Archangel
11. Moths
12. Severed
13. Stasis
14. Pillars
15. Balance
ヨーロッパや米国とは異なるユニークで豊かなインディーシーンで知られるカナダのモントリオールに2015年ロシアから移住したAlex Stooshinoffは、19歳の頃には既に初めてとなるレコーディング作品を発表している。フィールド・レコーディングを使用し、ペルーのアマゾンでアヤワスカ(*1)を使用し幻覚を見ているかのようなサウンドスケープが展開される。
2015年に発売した次作においては、サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路(*2)でのフィールド・レコーディングを敢行。
2019年にリリースされた最新作はスタジオで集中的に作業を行い、ベルギーやチリの雑誌でもグローバルに紹介され、ニューヨークのラジオでもオンエアされた。この過去3作を一挙に収録したこの日本でのみリリースされる作品は、図書館などによく置かれている「サウンド・ライブラリー」シリーズをご存知の方もいらっしゃるかと思う、文化遺産である巡礼路のフィールド・レコーディングはそうした文化的価値も併せ持ち、アンビエントや既存のポップミュージックのスケールには収まらない芸術的拡りのある名作となっている。
*1 = アマゾン北西部で伝統的に用いられている幻覚剤。ペルーの国家文化遺産。狭義には原料のひとつ、南米のアマゾン川流域に自生するキントラノオ科のつる植物のバニステリオプシス・カーピ(以下カーピ)のこと。
*2 = キリスト教の聖地であるスペイン、ガリシア州のサンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路。おもにフランス各地からピレネー山脈を経由しスペイン北部を通る道を指す。
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