Moorworks

Be Forest – Knocturne

2019-02-13 リリース

遂に! 前作「Cold.」に続く、6年振りとなる新作でイタリアのシューゲイズバンド Be Forestが見事にカムバック!! 

Tracklist

01. Atto I
02. Empty Space
03. Gemini
04. K
05. Sigfrido
06. Atto II
07. Bengala
08. Fragment
09. You, Nothing

Description

Be Forestのサウンドには、冬に訪れる冷たい澄んだ空気が漂う。それは思い出でもなく、リヴァイヴァルでも無い。途切れる事の無いギターのフィードバックは、薄暗さの中で目の眩むような衝撃を与え、ドラムは跳ねるようにビートを刻み、氷のプリズムのようにボーカルは煌めきをちらつかせる。そして、冷たく広がるサウンドの中には、彼らの情熱が秘められた。
We Were Never Being Boring というブッキング・エージェント/レコードレーベルは、いつもセンスの良いインディー・ポップ、トゥイー・ポップ・ミュージックを紹介していますが、彼らはその守備範囲をも越え、Be Forest “Cold.” を2012年にリリースし日本盤も発売されました。
イタリアのペーザロより現れた、スリーピースの彼女たち。Nicola Lempredi が奏でる、リバーブのかかった情緒感たっぷりのギターの旋律。Erica Terenzi のミニマルなドラムセット(おそらく、フロアタム、バスドラム、スネアとクラッシュシンバルのみ)。
80年代の音質を匂わせるこの作品ですが、彼女たちの音は単なる過去の再現では無くて、持ち合わせたバイブスが単純に素晴らしいものであり、イタリアより自然と派生してきた現代の若者の音、というべきでしょうか。Erica のリードボーカルにが多くの音楽ファンの心を捕らえる事は間違いないでしょう。全ての曲において、ゴシックというには少し明るすぎるかもしれません。彼女たちの楽曲はどこかひんやりとしていて、こよなく美しく、うっとりとするようなメロディーの森林に迷い込んだかのよう。甘美な楽曲の上、ベース・ボーカルの Costanza delle Rose の清らかなウィスパーボイスが更に美しくデコレーションを施しています。
Echo & The Bunnymen、The Danse Society、Heavenly、The Cure、 The Jesus & Mary Chainなどが好きな人に、この久しぶりのアルバムを聴いて頂けたら、そして、まだ活動再開したばかりのイタリアの彼女たちに興味を持って頂けたら嬉しく思います。

Biography

「2人の女性と1人の男性。こだまするギター、ベースを手に囁く女性、立ったままのドラマー。
3人はステージの上で、オーディエンスを前に美しい影を落とす。1人1人は小粒でも、ステージ上で集結された彼らの音は波に乗り、どこまでも広がってゆくようだ。彼らはまるで海岸で見つけた美しい小石のようで、あなたはすごく気に入って持って帰りたいけど、動かすのももったいないと思わせるような…分かるかな?」(Alessandro Baronciani)