- BIO -
ドイツのドレスデンを中心に活動を続けるバンド。元々はボーカルとアコースティック・ギターを担当する Kai Lehman のソロ・ユニットだったが、 徐々にメンバーが増えていき、現在では9人の構成になる。ミニマリズムをコンセプトに、一つのコードをゆっくりと装飾し、緩やかに昇華していくなどのアプローチは、ポスト・ロック後のアメリカン・バンドなどにも多く見られるルーツ回帰現象にも通じる。 まったりとしながらもダレる事なく聴かせる、アコースティックな優しいサウンド。時にドラッギーでありマリファナの煙が匂うかと思えば、次の瞬間には無垢な前時代を思わせる、時空を超えて響く音だ。ボーカルのリーマンの声は特徴的で実に味わい深い。今作は 2008年にリリースされたアルバムで、このリリースに伴うツアーではヨーロッパ中を回った。2008年のリリース以来、ほとんど日本では紹介されず人知れない名盤のような存在になっていた作品。ドイツのバンドながら、多くの人が想起するドイツのバンドの音からは最も遠い場所にいる、ユニークなアーティストである。多数のアーティストとコラボレーションした映像作品も魅力的。ドイツ人の生真面目で職人的な気質が、繊細な音作りに効果的に働いた秀作。
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01 Die, Technique, Die!
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02 This City is Ours
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03 Chest
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04 Mistakes & Failures
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05 Ghosts
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06 Maps & Maths
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07 Frwd / Reverse / Stop
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08 Repeat & Control
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09 Yeah, Keep it up and Dance!
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10 States
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11 My Heart is Empty
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12 Bonus Track
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Official Website | www.gardamusic.com